第 8 章

振聴と錯和 — 麻雀の落とし穴

聴牌してもロンできない「振聴」、誤って和了宣言したときに課される「錯和」、役満責任払い「包牌」。麻雀の初心者が必ず一度は引っかかる3つを整理するにゃ。

振聴とは — ロンができなくなる状態

振聴(フリテン)は、ロンができなくなる状態のことにゃ。代表例は自分の捨て牌に当たり牌が含まれている場合で、ほかに当たり牌を見逃したときにも成立する。この間は他家の打牌で和了する「ロン」ができず、ツモ和了のみ可能。

本ゲームでは和了ボタンを押した瞬間に「振り聴なのでアガれません」と表示される。

振聴の典型例(13枚の聴牌形)
一萬二萬三萬四筒五筒六筒七索八索九索二萬三萬四萬東
4面子完成+ton単騎の聴牌。待ちは東。だが自分が以前に東を捨てていれば振聴になり、ロンできない(ツモは可)。

振聴の3つの成立パターン

振聴は次の3つのうちどれか1つで成立するにゃ。

①自分の捨て牌に当たり牌が含まれる
二萬三萬四萬四筒五筒六筒七索八索九索東東東九筒
9p単騎の聴牌だが、自分が以前に9pを捨てていれば、手を変えて待ち牌のどれも自分の捨て牌に含まれなくなるまで振聴。ロン不可(ツモは可)。
②同巡内の見逃し
一萬二萬三萬二筒三筒四筒六索七索八索三萬四萬五萬九筒
9p待ちの聴牌で他家が打った「9p」を見逃すと、自分が次に牌を捨てるまではロン不可。自分の打牌で解除される。
③立直後の見逃し(恒久振聴)
二萬三萬四萬四筒五筒六筒七索八索九索東東東九筒
立直済の聴牌で当たり牌を一度でも見逃すと、その局が終わるまでロン不可(最も重い振聴)。手牌を変えられないため特に致命的。

錯和(チョンボ)— 罰点付きの誤和了

錯和は、無効な和了宣言をしたときに発生する重いペナルティにゃ。本ゲームでは無効な和了は和了ボタンの段階で止められるので、罰点が発生することはない。以下は一般的なルールでの扱い。

錯和になる主な原因(聴牌例)
一萬二萬三萬四筒五筒六筒七索八索九索二萬三萬四萬九筒
役なし/振聴ロン/食断OFF時の副露断幺九/その他無効な和了宣言。例の形は無役(タンヤオ・役牌・平和いずれも不成立)で9p単騎の聴牌。一般的なルールではロンすると錯和扱い(本ゲームでは「役が無いのでアガれません」と表示されて止められる)。

包牌(パオ)— 役満責任払い

包牌は、役満の決定的な牌を鳴かせた人が責任を負って点数を払うルールにゃ。一般的によく採用されるルールだが、本ゲームでは責任払いは発生せず、通常どおり放銃者(ツモなら全員)が支払う。

対象は主に「大三元(白・發・中の3刻目)」「大四喜(風4種目の刻子)」で、確定役満の最後の構成要素を提供した場合(四槓子を対象にするかはルールによる)。

大三元の包牌例
白白白發發發中中中
白・發をすでに鳴いている人に、自分が中を打って「ポン」されると、その時点で大三元の包が成立。

この章のまとめ

  • ✓振聴の3パターン:自分の捨て牌・同巡見逃し・立直後見逃し。
  • ✓振聴中はツモ和了のみ可能、ロンは不可。
  • ✓錯和は一般ルールで子8,000点・親12,000点の罰点(本ゲームでは無効な和了は宣言前に止められる)。
  • ✓包牌は役満を確定させた牌を鳴かせた人の責任払い(本ゲームでは非採用)。